2012年1月31日火曜日

PCを譲渡する際に必要な作業は?

パソコンには、ユーザー名や組織名として、ご自身の名前、会社名などの情報が記録されている事があります。

これは初めて Windows を起動したとき、セットアップ内容の一部として入力するようになっていますね。

これらの情報が残ったままのパソコンを譲渡するのは、渡す方も、渡される方も、あまりうれしくないのでは、と思います。

そこで今回は、前回のXpのパソコンを最適な状態に設定するには?に続き、Windows Xpを例に ユーザー名もリセットする手順を簡単に説明します。

少し難しい内容を含んでいるかもしれません。誤って操作するとトラブルの元ですので、くれぐれもご注意ください。


ユーザーの追加と削除

Windowsではユーザー毎に設定を分けるため「ユーザーの名前のフォルダ」の下に各種設定やドキュメントを保存する仕組みになっています。

コントロールパネルでユーザー名を変更した場合、表示上の名前は変わりますが、このフォルダ名は変更されません。

そこで、古いユーザーを削除する事を考えます。ユーザーを削除すると関連する各種設定もリセットされる事になりますが、それにより動作が快適になるケースも多々あります。

この手順は下のようになります。

  1. 新たに管理者ユーザーを作成する:

    マイクロソフト社のサポートページに書かれている通りです。なおこのブログで想定しているような小規模ネットワークの場合、ドメインは使っていないケースがほとんどでしょう。

  2. Windowsを再起動し、上で作成した新たな管理者でログオンしなおす:

    再起動せずにログアウト/ログインで新しいユーザーに切り替えた場合、古いユーザーのファイルがロックされたままとなっているので後の手順で削除できません。再起動してください。

  3. 必要に応じて、これまでのユーザーのファイルをコピーする:

    一部のアプリケーションでは、インストール時点のユーザーのスタートメニューのみ変更され、それ以降に新しく作成したユーザーのメニューは更新されない事があります。

    そこで、このようなソフトは再インストールするか、「スタートメニュー」のフォルダの内容を適切に移し替えます。

  4. 以前の管理者ユーザーを削除する:

    マイクロソフト社のサイトでは、Windows Xp のユーザーの削除手順を見つけるのが困難です。各メーカーのサポートサイトの方が詳しい手順が掲載されています。121ware.com(NEC)IBM(lenovo)のサイトのユーザーアカウントの削除方法を紹介します。

  5. ユーザーのフォルダが残っているので、手作業で削除する:

    マイクロソフトのサイトでもユーザーを削除してもマイドキュメントのターゲットフォルダが削除されないとあるとおり、削除したユーザーのファイルが残っているので手作業で削除します。


システムが記録しているユーザー名と会社名の変更

コントロールパネルの「システム」の所に、ユーザー名と組織名が表示されます。この情報も、譲渡する前に直しておきたいところです。

マイクロソフトによる説明はハウツー解説: Windows XP をインストールした後に、名前と会社名の変更についてと、タイトルも含めて自動翻訳のため非常に難解です。

代わりに日経トレンディでセットアップ時に指定した使用者名を変更するという分かりやすいページを作成していたので紹介します。


Office2003の変更

Officeにもユーザー名が記録されている事があります。

これは[OFF2003] Office 2003 で会社名とユーザー名を変更する方法の手順で確認、必要に応じて修正しておきます。


Xpのサポート終了まで800日という記事も出ていますが、パソコンの買い替えに伴って、古いパソコンを他の人に譲渡する、などという場合に参考になれば幸いです。


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2012年1月28日土曜日

Xpのパソコンを最適な状態に設定するには?

お客様から Windows Xp PC の設定をリセットするよう依頼があり、今日は他作業と並行して実施しています。

単純なリセットであればWindowsを再インストールすれば良いのですが、今回は諸般の事情で難しく、Windowsはそのまま、最適化を実行することになりました。


そこで今回は、このパソコンの最適化、高速化の作業はどういう事を含むのか、抜粋してご紹介します。


スクリーンセーバーを「無し」にする

まずはネットワークに接続されていない状態にしておいて、後の作業で悪影響が無いように、スクリーンセーバーを変更しておきます。

古いパソコンだと、スクリーンセーバーの動作にCPUの能力の100%近くを必要とする場合が多々あるためです。

昔のCRTモニタでは同じパターンが表示されていると、その部分が焼き付いてしまいます。そのためスクリーンセーバーで回避していたのですが、特に液晶の場合はバックライトの寿命を延ばす事を考えたほうが良く、作業の邪魔をさせないためにも画面出力を自動でオフする設定にしておきます。


古いプリンタのドライバの削除

長く使ってきたパソコンでは、以前のプリンタの設定が残っている事があります。

中には、プリンタの状態を監視するためのプログラムがずっと裏で動き続けている場合があります。今回はこれに該当していました。

非常に遅いパソコンなので、動くプログラムは出来るだけ少なくしておきたいところです。

なので、プリンタとそのドライバを削除、アンインストールします。


silverlightの削除

silverlightはWebなどで動きのあるコンテンツを表示するマイクロソフト製のプログラムですね。Flashと同様の位置づけのものです。

対応サイトも滅多に無いですし、削除します。

どうしても見たければもっと速いパソコンを用意した方が良いですね。

その他、不要なソフトはここでアンインストールしておきます。


Microsoft Update

ネットワークに接続してから、以前Windowsの更新方法、注意点は?でお伝えした通り、きちんとWindowsを現時点での最新の状態にしておきます。

なお今回は「.NET Framework」は不要ですので入れていません。


Adobe Reader、Flash Player、Java

Windows「以外」の脆弱性は?「Adobe Reader」の問題って何?でお伝えした通り、これらも古いバージョンのままだと危険があるので最新版にしておきます。


ウィルススキャンソフトの入れ替え

今回の場合はパソコンをまるごと別の方に譲渡するとの事ですので、ライセンス違反にならないよう入れ替えておきます。

具体的にはこれまで使っていたウィルススキャンソフトはアンインストールした上で、Microsoft Security Essentialsという無償のウィルススキャンソフトに入れ替えてスキャンしておきます。


デフラグ

HDDの中身がバラバラで速度低下を招いているので、デフラグも実施しておきます。

デフラグについてはいずれ説明します。


メモリ増設

今回のPCは512MBで、購入時はやや多めでしたが、今となっては不足していますね。

そこでBUFFALO ノートPC用増設メモリ 1GB 2枚組を購入しておきました。今回のPCはこの型番なのですが、メモリに関する注意点は?の通り、どのメモリが使えるか事前にチェックが必要ですね。


その他

不要ファイルの削除、レジストリの最適化、などを行います。


特にXpを使っている方で、まだ買い替えるのは難しい、という方の参考になれば幸いです。

もっとも、最新の7のパソコンに乗り換えた方が手早く快適になるかも知れませんね。


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2012年1月24日火曜日

携帯電話でTwitter、Facebook、Gmailを使うには?

FacebookTwitterGmailは知っている方に連絡を取るのに、とても重宝するサービスです。

このブログも、多くの方がFacebookやTwitter経由で見てくださっていると思います(ありがとうございます!)。


さて、出先でこれらを使うには「スマートフォンが必須」と思われる方もいるかも知れませんが、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)から利用する事もできます。

今回は、その方法を簡単にまとめます。


Twitterの場合

  • mobile.twitter.com:公式の携帯デバイス向けサイトです。
  • モバツイ:公式サイトより先に日本語対応した携帯向けサイトです。
  • jigtwi:docomo、SoftBank向けのアプリケーションです。

これらは一例です。他のサービスについてはTwitterまとめWikiに詳しいです。


Facebookの場合

Facebookによる説明が用意されています。

要約すると「ブラウザでm.facebook.comにアクセスする」もしくは「専用の投稿用メールアドレスにメールを送る」という方法がある、という事ですね。


Gmailの場合

モバイルGmailを使う方法があります。

携帯電話のブラウザでm.google.co.jp/mailを開けばok、ですね。

Googleの説明サイトにもあるとおり、通常Gmailで使える主な機能を使うことが出来ます。


これらはいずれも出先で使えると非常に重宝するサービスですね。私も実際、iPhone3Gを使い始める以前は、普通の携帯電話でGmailを利用していました。

結果的には「iPhoneの方が圧倒的に楽に使える」と分かったのですが、「スマートフォンに乗り換えられない理由がある」という方は、まずは上のようなサービスを試してみるのも良いのではないでしょうか。


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2012年1月23日月曜日

1本のソフトを複数のパソコンにインストールすると、どんな罪になりますか?

「店頭でパッケージソフトを万引きするのは罪」と多くの方が理解される所だと思います。

これは窃盗罪となり10年以下の懲役または50万円以下の罰金となります。


一方、1本のソフトを複数のPCにインストールした場合、一般的には「違法コピー」となります。

これは「著作権侵害」ですので、懲役が10年以下、罰金は1000万円以下(併科あり)と、実は万引きするよりも重い罪となります。


企業で長年にわたり違法コピーをした場合どうなるかなど、非常に分かりやすくまとめられた記事をご紹介します。

Business Media 誠:会社で違法コピー、その本当の恐ろしさとは? (1/2)

なお、Office(Word、Excel含む)のパッケージ版ソフトでは「同じ方がデスクトップPCとノートPCと2台を利用する場合に限り、2台へのインストールが認められる」など例外となるケースもあります。


企業で複数のパソコンを使っているケースは多いと思いますが、知らずに違法コピーなど行わないよう、くれぐれも注意しましょう。


なお、今回の内容は以前にメールマガジンで「ソフトのライセンス」と題してお送りした内容を若干書き直したものです。もし良ければこちらもぜひご覧ください。


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2012年1月18日水曜日

Windowsトラブル対処の奥の手、「システムの復元」とは

前回は「1台のパソコンに、複数のバージョンのOfficeをインストールできますか?」という事で、可能だけど注意が必要、私は止めた方が良いと思う‥‥というお話をしました。

それでは、もし誤った順序でインストールしてしまったなど、異常が生じた場合はどうすれば良いのでしょうか?


通常は、誤ってプログラムをインストールしてしまった場合、アンインストールをすれば元に戻ります。

が、中にはアンインストールしても元通りにならないケースもあります。


そのような時に使う「奥の手」が「システムの復元」という機能です。

これを実行すると、文書ファイルなどのデータはそのまま、Windowsの実行ファイルや各種設定を以前の状態に戻すことができます。

この機能は Windows Me や Xp で搭載され、もちろん Vista や 7 にも搭載されています。

Windowsの調子が悪いとすぐに「再インストール」という方もいますが、この機能が無かった Windows95/98 の頃の癖が残ってしまっているのかも知れませんね。

Macの「Time Machine」に似ている機能ですが、データファイルも戻すかどうか、という点が異なります。ちなみにTime Machineの説明はこちら


もう少し詳しい説明

以前の状態の情報を「復元ポイント」と呼びます。

復元ポイントは定期的、あるいはWindows Updateを行ったタイミングで作成されます。

ディスクがいっぱいになると古い復元ポイントから順に削除されるので、ディスクの空き容量には余裕を持たせておいたほうが良いでしょう。


なお、この「システムの復元」の機能を実行する直前にも復元ポイントは作成されます。

これにより、誤ってシステムの復元を実行してしまった場合も、復元を実行する前の状態に戻すことができます。


注意事項

  • 「復元ポイント」は以前の状態の完全なコピーではありません。

    システムの復元を使っても完全に戻らない場合もありますので注意が必要です。

  • 「復元ポイント」はデータのバックアップではありません。

    大切なデータは別途バックアップしておく必要があります。

  • 特に、復元ポイントの前後で大きな変更をしている場合に注意が必要です。

    サービスパックやウィルス対策ソフトをインストールしていると、挙動がおかしくなる恐れがあります。

  • WordやExcelなどのOffice製品では、設定の一部を文書ファイルに保存しています。文書ファイルは復元の対象にならないので、文書ファイルに起因するトラブルはシステムの復元では直すことができません。

  • Windowsの更新プログラムも元に戻ってしまいます。安全のため、復元後にWindowsの更新を行った方が良いでしょう。(ただしこれは通常の場合で、異常の原因が Windows Update にある場合を除きます。この場合、異常を生じる更新プログラムはインストールしないよう注意する必要があります。)


システムの復元を実行するには

マイクロソフト社のサポート文書のページを紹介します。詳しくはリンク先をご覧ください。


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2012年1月17日火曜日

1台のパソコンに、複数のバージョンのOfficeをインストールできますか?

できますが、このあたりはマイクロソフトのサポートで説明されています。

簡単に説明すると「マイクロソフトでは推奨していない使い方ですが、必要な場合は古いものから順にインストールしてください」という趣旨の文書が出ています。

なので、Officeがプリインストールされているパソコンへ、古いバージョンのOfficeプログラムをインストールすることは止めたほうが賢明です。

どうしてもと言う場合は、一度新しいOfficeをアンインストールして、順番にインストールした方が良い、という事ですね。

また、Outlookについては例外で、最新のバージョンのOutlookをインストールすると古いバージョンはアンインストールされるので注意が必要です。


さらに詳しく、技術的な面から説明します。


Windowsの中では、様々な部品が共存して動作しています。これは「DLL」とか「OLE」とか呼ばれています。

これらの部品のおかげで、複数のプログラムから共通の機能を呼び出す事ができるわけですね。

この機能を使うと、WordやExcelを別のプログラムから呼び出して自動的に文書を作成できたりもします。


ところが、複数のOfficeがインストールされていると、どのバージョンのプログラムを呼び出せば良いのか、Windows が混乱してしまいます。

実際にどのバージョンのプログラムが呼び出されるかについては「複数のバージョンの Office がインストールされている場合の Office オートメーションについて」という文書に書いてありますが、「最後に起動した」あるいは「最後にインストールされた」という条件で、少々ややこしい事になっていますね。


まとめると、下のようになります。

  • 私としては、1台のパソコンに複数のOfficeプログラムをインストールすることはトラブルの元なので、強く避けるべきと考えています。
  • もしどうしても複数バージョンをインストールしたい場合は、インストール手順に気をつけるべきです。
  • Office2000やXpはサポート期限も切れているため、セキュリティの面からインストールは避けましょう。

トラブル発生時にかかる手間はリスクを考えると、最新のソフトで揃えた方が損が無いと考えますが、いかがでしょうか。


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2012年1月13日金曜日

出先でパソコンから「インターネット」を使うには?

出先でページやメールを確認、ブログの更新をしたい、という事もあると思います。

メールの確認などは携帯電話でもできたりしますが、ここではノートパソコンを外出先で使う方法についての基本をまとめます。

公衆無線LAN

商用施設や公共施設など特定の場所で無線LANの親機に接続して利用します。マクドナルドなどの飲食店、あるいは新幹線、空港の待合室などでも使うことが出来ますね。

通信速度は携帯電話に比べて、非常に高速です。(まれに非常に遅いこともあります)

多くは有償で、事前に業者への申込が必要となっています。公共施設の中には、無償で接続可能という所もある模様です。

NTTソフトバンクauをはじめ、非常に多くの業者が参入しています。 そのため「ローミングプロバイダ」という複数の業者の回線を横断的に使えるサービスを利用するのがお勧めです。

【参考:yodobashi.comのトリプレットゲート

データ通信製品

インターネットとの通信に携帯電話と同様の電波を用いる機器です。携帯電話の電波が届く場所であれば、移動中も使える事が大きなメリットです。

パソコンとの接続にUSBなどを使う製品もありますが、無線LANで接続するモバイルWiFiルータがオススメです。

データ通信専用の製品でなくても、携帯電話で通信できるものもあります。これは「テザリング」と呼ばれる機能ですね。モバイルWiFiルータと同様の事が出来るものもあります。

通信速度は、携帯電話と同程度の速度に制限されます。

データ通信を行うには、事前に通信会社と契約しておく必要があります。

また、モバイルWiFiルータは内蔵バッテリーで動作するので、バッテリー切れにも注意しましょう。

大まかには、良く行く場所が対応しているなら公衆無線LAN、電車内など移動中にも使うか対応状況が不明ならデータ通信製品、という事ですね。


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2012年1月12日木曜日

パソコン購入時の評価項目と購入方法

少し時間が空いてしまいましたが、ここ数回は「パソコンの購入方法」についてお伝えしてきました。

まだまだ伝えたい事はたくさんあるのですが、とりあえずこのテーマは今回が最後です。


さて、購入の際には、下の三つの評価すべき項目があります。

  • 性能
  • コスト(お金と手間)
  • 導入の速さ

一方、購入方法も大きく3通りがあります。上記の評価項目を踏まえながら、購入方法を見ていきましょう。

自作

部品をバラバラに買ってきて組み立てる方法で、私も事務所で使っているパソコンがまさにそれです。この文章を入力しているパソコンですね。

「性能」を最大限にしながら、そこそこの値段で入手したい人に特に向いています。

一方「そこそこの性能で良いので安く」という方には、下の理由であまり向いていないと感じます。

  • 部品の組み合わせを検討するのに手間がかかる事
  • 動作しないときの保証も難しい事
  • 高性能の部品は値段も高く、コストを下げるには限界がある事
BTO

BTOとは「Built to Order」の略で、注文後に生産する方式の事です。客の要望に合わせて仕様を変えることが出来る、という事ですね。

多くはネット上で仕様をカスタマイズ、注文できるという特徴があります。

上記で挙げた「自作」を代行する感じの所から、DELL、SONY、hpのような大手PCメーカーまで、幅があります。

「自作代行」的な業者の場合、特にデスクトップ型では「自作」と同じ部品を使う事も多く、壊れた時に自分で部品交換できるメリットがあります。

大手メーカーの場合、ノート型でもコストパフォーマンスを最適に出来るのでおすすめです。メーカー自身の延長保証を付ける事も出来ます。

全体的には、お金と手間を抑えながら、そこそこ満足のいくパソコンを入手できるので、事務作業に使う方におすすめですね。

家電店

大手メーカー製は良いのですが、画一的な仕様の物をそのまま販売しているので、性能もコストも今一つ、という感じです。

カスタマイズは不可能か、販売店でカスタマイズした場合はメーカー保証が付きません。

メリットは「非常に速く導入できること」ですね。


このブログでは「性能とコストのバランス」を重視するべき、とお伝えしてきましたが、購入する前に「何を重視すべき」なのか改めて考えておくと良いですね。

もちろん急ぎの場合は性能やコストが犠牲になるケースも多いので、時間に余裕を持って調達するのが良いと思います。

恥ずかしながら、以前とあるお仕事で、担当者様との当初の打ち合わせでは「コスト重視」との事で「時間がかかるけど安く」としていた所、その上司の方は実は「導入の速さ」を重視していた、という事で面食らった事もあります。

きちんと「重視する項目」を把握しておくことが大切、という事ですね。


さて次回からは、出先で「インターネット」を使う場合のあれこれについてお伝えしたいと思います。


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2012年1月4日水曜日

パソコンの「保証」には、種類がある??

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


さて、パソコンを買う時の注意という事でいくつかお話をしていますが、せっかく大枚はたいてパソコンを買っても、すぐに壊れてしまっては困ってしまいますね。

特にノートパソコンなどは外に持ち出す機会も多いですし、小さなお子さんが居る前で使う場合は水濡れや落下もよくあります。実際、私も娘に2回も壊されてしまっています。

また、税法上ではパソコンは4年で償却という事になっている事も有り、購入後にまた新品を買い直すのは難しい、というケースもあるかと思います。


そこでお勧めしたいのがパソコン購入時の「保証」ですね。

ところが、この保証にはいくつか「種類」があります。

今回は、その違いを見てみましょう。


メーカーの保証(1年間)

一般的な電化製品と同様、1年以内の通常の範囲での使用については無償でメーカーで保証してくれますす。

ただし、自分で落とした場合や水濡れなどは対象外です。

メーカーの有償保証オプション

メーカーの直販を使う場合、オプションで水濡れや落下までカバーする内容の保証を付けたり、年数を延長したり出来る場合があります。(例:ソニースタイルのワイド保証DELLコンプリートケア)

故意に壊したのでなければ期間内の修理が無償となります。また、メーカー側で本体の製造番号を把握しているため保証書を紛失していても対応可能だったりと、非常にお勧めです。

家電店の長期保証

家電店の店頭で販売されているパソコンの場合、販売店での長期保証を付けることが出来ます。(例:ヤマダ電機の5年間長期保証ノジマの保証サービス

壊れた時に一部の金額を負担する必要があるため、メーカーの保証オプションに比べると見劣りしてしまいます。

周辺機器ならカスタマイズすることも無いし、家電店で買っても良いのですが‥‥。

という事で、私のお勧めは「パソコンを買う場合は、メーカーの有償保証オプションを付ける」ですね。


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