2011年12月22日木曜日

仕事で使うパソコンを買う時の注意点は?

これまでセキュリティの話ばっかりになってしまいました。もちろんセキュリティは大切な事なので随時お伝えしていきますが、そろそろ違うお話もしましょう。

という事で、今回は仕事用のパソコンを購入するときの注意点について簡単にお伝えします。


良く使うソフトや機器が使えるか、確認しておく

例えば周辺機器を使うには「ドライバ」と呼ばれる動作用のプログラムが必要です。

最新のWindowsでは以前のWindows用のドライバが動作しない事が有るので、適切なドライバが用意されているか、注意が必要です。

余計な機能、ソフトはなるべく付けない

将来、Windowsを入れ替える必要が出てきたとき、特別な機能は使えなくなる可能性が高いです。

必要な機能であれば、後で周辺機器を追加・変更して対応する事も出来るので、「あれもこれも」と欲張らず、出来るだけシンプルな構成にしておいた方が無難です。

性能に余裕を持たせる

上と少し関連しますが、余計な機能を削った分のコストで、基本的な性能に余裕を持たせておくと良いと思います。

買った時は気にならなくても、パソコンは使っていくうちにデータも増えます。それにより動作が次第に遅くなる事が良くあります。これには「後から出てきた新製品と比較されるので余計に遅く感じる」という心理的な面もあります。

「どのような性能を重視すべきか」については、いずれ取り上げたいと思います。

仕事用のWindowsにする

家庭用パソコン?ビジネス用パソコン?」でお伝えした通り、Windowsには家庭用と仕事用のエディションが用意されており、家庭用Windows搭載機の場合、特に買うタイミングによってはサポート期間が非常に短くなります。

家庭用Windowsよりも少し値段が高い事、Windows7では後でエディションの変更が簡単になっている事などもありますが、メーカー保証は「購入時の状態」が保証対象となっています。ですので、可能なら購入時からビジネス用のWindowsを選んでおくと良いでしょう。

(※ 2012/02/20追記:Windows Vista/7のサポート期間が延長されましたの通り、これらについては家庭用も仕事用も同一の期間となり、Windows Vistaは2017年まで、7は2020年までと延長されました。

メーカーの保証期間を長くする

直販メーカーの多くは「サポート期間延長」というオプションを有償で用意しています。

特にノートパソコンの場合は分解・修理が大変な上、移動中に壊れてしまうケースも多いので、付けておくと良いでしょう。

ちなみに私の場合、普通のSONY製の液晶テレビをモニターとして使用しています。私のプロフィール写真の背景で、青い画面となっているモニタがそれです。これならパソコンをバージョンアップしたからと言って、テレビが見られなくなる心配はありません。


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